鉄道コレクション「東武20400型」をNゲージ化してみた
最近、鉄道模型への興味が再燃し、東武20400型の鉄コレを衝動買いしてしまった……。というわけで、今回は素人が鉄コレ東武20400型のNゲージ化をするべく試行錯誤している様をお届けします。
1.動力車用台車枠の取り付け
ふつーの鉄コレならば、動力ユニットと車輪を買ってきて適当に組み込めば、素人でも1時間くらいで鉄コレの動力化をすることができます。
しかし、どういうわけか東武20400型には動力ユニット向けの台車枠が付属されていなく、また、動力ユニットにも対応する台車枠はありません(ちなみに南海1000系の鉄コレ台車枠があれば流用することもできるらしい。)
これについてネットで調べてみると、動力化で不要になる台車を切り出して接着剤で取り付ける人が多いみたい……
しかし、この方法は予備の無い台車を加工する必要がある上、万が一動力ユニットが壊れた場合の取り替えが非常に手間になる。
そこで、今回はグリーンマックスの台車枠を流用することにしました。
秋葉原にあるグリーンマックスストアで買ってきたSS143の台車枠(¥220)
本来は東武30000系とかに使うやつみたい。
種車が20070型の20410型・20420型にはコレが1番近いと思います。(種車が20050型の20430型・20040型には東武10030系に使うSSタイプの台車枠が近いと思います)
さっそく、鉄コレの動力ユニットに取り付けます。
↑台車枠取付後の台車を下から見た図
グリーンマックスの台車枠は若干緩い&軸間距離が微妙に合ってなくて上手くハマらないので、ゴム系接着剤で無理やり付けてます。
側面から見るとこう。
意外と違和感ないと思います。
2.パンタグラフの取り付け
続いてはパンタグラフです。
パンタグラフはTOMIX純正品を使っても良かったのですが、台車枠を買ったついでにグリーンマックスストアで対応しているものを購入し、加工することにしました。
↑不要な部分の切り取り前(左)と切り取り後(右)
20400型の場合は避雷器がパンタグラフと干渉してしまうので、パンタグラフ一部を追加で切り取りました。
↑避雷器と干渉する部分の切り取り(左)
取り付けるとこんな感じ。
素人作業にしては悪くないと思います。
3.完成
東武20400系の鉄コレをNゲージ化したった pic.twitter.com/7TJckoEE0t
— 7️⃣🍅🍅 (@ten_roku_) 2020年11月8日
最後にT車の台車に純正品(TT-04R)の車輪を取り付け、アーノルドカプラーをKATOカプラーに交換して改造完了。
↑今回の加工箇所。デフォルトの台車枠(左)と今回取り付けた台車枠(右)
台車枠は若干造形が異なりますが、走ればそれほど違和感無いので個人的にはOK
最後に今回のNゲージ化でかかった費用を参考までにまとめておきます。
- 鉄コレ20410型…5000円(メルカリ)
- TM-06R…3160円
- TT-04R×2個…1760円
- GM台車枠(SS143)…220円
- GMパンタグラフ(PT71A)…660円
- KATOカプラー(11-704)…330円
合計で1万円ちょっとくらいでした。
それではっ